当院では子宮頸がん、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌のワクチン接種ができます
接種には公費補助が受けられますが、決まった手順とお持ちいただくものがありますので、「当院での接種について」をご覧ください。
◇リンク集

子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイル(HPV)の感染が原因となって発症し、現在、20代〜30代の若い世代で急増しています。HPVは100種類以上のタイプが存在し、多くの女性が一生のうち一度は感染するありふれたウイルスですが、その中の約15種類が子宮頸がんの原因となることが多いため、発がん性HPVと呼ばれています。中でも、HPV16型とHPV18型は、約70〜80%の子宮頸がん患者から見つかっています。
子宮頸がん予防ワクチンは、この2種類の型の感染をほぼ100%防ぐことができ、世界100カ国以上で使用されています。ウイルスに感染する前の10代で接種するとより効果的です。
◇接種スケジュール

ヒブは、インフルエンザ菌b型ともいわれ、一般的に流行するインフルエンザとはまったく関係がなく、細菌性髄膜炎、喉頭蓋炎の原因菌です。乳幼児にとって怖い病気である細菌性髄膜炎の約60%が、このヒブを原因とします。
ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの2つを接種することで、約80〜90%の細菌性髄膜炎を予防することができます。
◇接種スケジュール

肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌です。
普段はおとなしくしていますが、子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、いろんな感染症を引き起こします。その中のひとつの細菌性髄膜炎は、毎年約1,000人の子どもがかかり、うち約1/3が命を奪われたり重い障害が残るといった深刻な病気です。
かかった子どもの半分以上は0歳児で、5歳頃までが危険年齢といえます。
◇接種スケジュール

◇公費補助について
子宮頸がん、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌の予防ワクチンは公費補助が受けられます。
接種を希望される方は、各市町村で提出書類などが異なりますので、まずは、お住まいの町村役場の担当部署にお問い合わせいただき、予診表などを入手してください。
◇各町村のお問合せ先
町村名 |
担当部署名 |
電話番号 |
錦町 |
錦町役場 健康保険課 |
0966-38-1113 |
相良村 |
相良村役場 保健福祉課 |
0966-35-1032 |
あさぎり町 |
あさぎり町役場 保健環境課 |
0966-45-7216 |
多良木町 |
多良木町役場 健康・保険課 健康増進係
多良木町保健センター |
0966-42-1255
0966-42-1100 |
湯前町 |
湯前町保健センター内保健福祉課窓口 |
0966-43-4112 |
水上村 |
水上村役場 住民福祉課 |
0966-44-0313 |
◇ワクチン接種のご予約
当院でワクチン接種を希望される方は、あらかじめ予約が必要です。
当院へは必ず、電話予約の上お越しください。(電話:0966-43-2063)
◇接種の時に持ってくるもの
・予診表(町村により異なります)
・母子手帳
・健康保険証
◇対象地区
・あさぎり町・相良村・多良木町・錦町・水上村・湯前町
※上記以外の住民の方は、お住まいの市町村役場へワクチン接種可能な医療機関をお問い合わせください。 |